当会の稽古は、なによりも現実に効く技とその理合を求めておりますので、一人の指導員の模範を看取り、繰り返す、というよりは、互いに技を掛け、受け、内容を検討・研究するスタイルが多くの時間を占めております。 指導員の技を見て繰り返し、快い汗を流す、という稽古を求められる方には、ものたりないかもしれません。 以上のことは、無心に技を繰り返すことを否定するものではありません。また、初心者には、白紙の状態から、現在、当会が持っている技法の水準まで指導することはいうまでもありません。